音をよく鳴らすためのワンポイント

いつもありがとうございます。
三味線結(ゆい)でございます。

より良い音で鳴らしたい!というのは演奏者の共通の思いですよね。
多くの方が様々な工夫をされています。

その方法は、
・皮を張り替える
・継手のゆるみを直す
・上場通し、ハ調整をする

という大がかりなものから、

・新品の糸に交換する
・音緒を交換する
・他の高さ、他の材質の駒を使う

など、比較的簡単にできるものなど様々です。

今回ご紹介する方法は最も簡単で無料でできますので、ぜひご安心して読み進めてくださいね。


その方法は、
糸を音緒にかけるとき、皮に糸が触れるようにする
これだけです。

それだけ?と思われるかも知れませんが、糸を弾くとその振動が駒へ、そして皮に伝わり音が響きます。
この糸の振動を皮にも直接伝えちゃおう!というものです。

ポイントは、音緒の先端ではなく根元に糸をかけること。
そうすると糸が自然に皮に触れるようになります。

三味線の音は、ちょっとしたことの掛け合わせや調整でよく響くようになりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。