三味線の胴にもグレードがある?

いつもありがとうございます。
三味線 結(ゆい)です。

3月になりましたね!

神戸は暖かい日が続くようになりましたが、皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか?
少しずつ春を感じられる日が多くなると自然と心もウキウキしてきますよね。
しかしながら、季節の変わり目に体調を崩しやすくなるものですから、日々元気に過ごせるように気を付けたいですね。

さて、三味線のグレードを見るときに棹ばかりに目が行きがちですが、胴にもグレードがあるのはご存知でしょうか?

棹は紅木、紫檀、花梨といった材料の違いで価格帯が分かれ、同じ材料の中でもさらにグレードが分かれます。
棹が紅木でも紫檀でも胴の材料は基本的に花梨ですが、その中でグレードが分かれています。

セオリーとして、棹の寸法や重さ、グレードに合わせて胴を選んで仕込むので、棹ばかり見るのが間違いというわけではありません。

しかし、紅木の金細の棹に仕込む胴と、花梨の棹に仕込む胴はやはり木味が全然違います。

金細に仕込むグレードの胴

胴は、木味がしっかりしていてキレイな杢が巻いてあるものが良い材料とされ、こういった極上の材料には綾杉彫りが施されます。
(金細の三味線には綾杉彫りの胴を仕込みます)

皮を張って、胴掛を掛けてゴムまで貼ると胴の杢はほとんど見えなくなってしまいますが、職人のこだわりは見えないところまでしっかり詰め込まれています。

今まで胴を意識して見てなかったな~という方は、ぜひこの機会にお手持ちの三味線の胴をご覧になってみてくださいね。