いつもありがとうございます。
三味線結(ゆい)です。
大変貴重な白水牛台の鼈甲ばちが入荷してまいりました。
こちらは津軽三味線用になります。

鼈甲も白水牛台も特上品です。
ネットショップにもアップしていますが、事務所で現物をご覧いただけますので、ご興味がおありの方はご遠慮なくお問い合わせくださいね。
さて、今回はここからが本題です。
先日、お客様からお問い合わせがありました。
「白水牛台の水牛部分は持ち手のどの部分でしょうか。3層に見え、最上層はきれいな飴色です。この部分も水牛なのでしょうか?」

お問い合わせの答えとしては、層になっている部分は全て水牛のツノです。
せっかくなので、もうちょっとお話しさせてください。
何で層になっているか
自然素材はその性質によって元の形に戻ろうとしたり、吸湿や経年によってその目に沿って曲がっていくのですが、一本の水牛のツノで手元をつくるとめちゃくちゃ反ってしまいます。
せっかく美しい材料を用いても、沿ったり曲がってしまってばちとして使えなかったら元も子もありませんよね。
なので、白水牛台も黒水牛台もミルフィーユのようにして貼り合わせてつくられているんです。
最上層の飴色の部分について
先述したように層になっているのは全て水牛のツノなのですが、白水牛台というと白っぽかったりグレーがかっているものが多いです。
しかし結で取り扱っている白水牛台はすべて飴色。
ばちをつくってくださっている職人さんにこの理由をたずねると、材料を焼いているからとのことでした。
焼くことにより美しい飴色になるとともに、材料の狂いがとても小さくなるんそうです。
いろんなところに職人のこだわりが散りばめられていますので、ばちや三味線をぜひ愛でてあげてくださいね。
結