■ 三味線全体のバランスを見て、何となく弾きづらいという症状を解決します。


三味線はもともと棹と胴がセットで造られているものではなく、1丁の棹に対して1丁の胴が仕込まれて三味線の形になります。
そして、胴に対してどんな角度で棹を仕込むかというのは、長唄や地唄、胡弓、民謡や津軽でそれぞれ違い、ジャンルごとに基準が大体決まっています。
要するに、ジャンルごとに絃から棹の表面までの距離(弦高)と、撥で弾くあたりの弦から皮の表面までの距離が大体決まっているということです。
言うまでもなく、ここがずれているとその三味線本来のポテンシャルを発揮できていないということになります。

何となく絃を押さえづらい、何となく鳴らしづらい、何となくツボの音が合わせづらいという症状があるときは、棹に対して胴の高さ(ハの高さ)が合っていない可能性があるので、中子の角度を変えたり、棹を仕込み直したりしてこれを調整します。
三味線の状態によって作業内容が変わるので、三味線全体をお預りして先にお見積もりを出します。

※ハがずれる原因と考えられること
・最初の胴仕込みの時点で合っていなかった
・中子を付け直したときに角度が合っていなかった
・上場通しを何度もしているのにハの高さをチェックしていなかった
・中古の場合、前の持ち主が特殊なハの高さにしていた…など

10000円~(要お見積もり)