三味線の胴材のこと

いつもありがとうございます。
三味線結(ゆい)です。

画像をご覧になって、何かお分かりになるでしょうか?
パッと見てお分かりになった方は相当な物好きです笑

こちらの木材は、三味線の胴の材料の花梨です。

花梨は銘木のひとつで、主な産地はタイやミャンマーなどの東南アジアです。
直径は70~80cmくらい(100cmを超えるものもあるそう!)で、樹高は25mほどになるんだとか。

また、花梨は色合いが赤褐色~黄土色と美しく、硬さがありつつ加工もしやすいことから高級家具にも用いられたりもします。


さて、そんな花梨ですが、和楽器の世界では三味線の棹材、胴材、お箏の装飾にも用いられたりと大活躍。
ちなみに三味線の胴は、昔は桑やけやきなどでも造られていたそうですが、現在はほぼ花梨製です。

胴は、専門の職人さんが1枚ずつ材料の形を整え、4枚の材料を組み上げ、磨いて完成させていきます。

余談ですが、胴材も棹材と同じようにグレードがあり、良い棹には良い材料の胴を仕込むんですよ。

棹材ばかり着目されがちですが、ぜひお手持ちの三味線の胴も愛でてあげてくださいね。